空  
     〜蒼〜




 夜になり



 朝が来ると




 君は泣くんだ







      永遠は此処には無いと







  

  世界は移り変わる








  いつも同じに見える空の蒼も




  次の日には違う色





  










    だけど君は




    こうも言うんだ






    永遠ほど悲しいものは無いと
















           不完全な世界だからこそ美しい












       もしも空が







        いつも同じ蒼なら







       空を見上げ












         美しいと思うことは無いだろう




















       人は永遠を求め



       永遠を嫌う















              蒼い空が僕を見下ろしていた